出会いから2年ごしの目標かなう ― ツリーイング報告 ー
2年前のある日の午後・・・
レンジ「だっち、ツリーイングって知ってます?」
レンジ:事業担当。アウトドア好き。アウトドアブランドの事は彼に聞けばほどほど困らない
だっち「知ってるも何も、やったことあるで」
だっち:事業担当。子ども大好き。雨男。
レンジ:「ほんまですか!?奥猪名でできませんかねぇ…」
それがぼくらとツリーイングの始まりでした。
まずは体験してみようということになり、知人の紹介でツリーイング・インストラクターの吉川さんに来ていただきました。
よっちゃん「うん、この森ならちゃんと整備すれば出来ると思うよ」
吉川さん:一般社団法人ウォーターグランドマウンテン代表理事。ニックネーム:よっちゃん。アクセントは”よ”ではなく”ちゃ”です。
とは言うものの、この森・・・。
レンジ「ぐっち、ツリーイングしたいんで森の整備をしてもいいですか?」
ぐっち「やっていいよ、でも大丈夫かあの森?たぶん思ってるより大変やで…」
ぐっち:事業責任者。超絶晴れ男。2児の父親。よく物の置いた場所を忘れる。
枯れ木や枝をノコギリでひとつずつ切り落としていきます。
「小さすぎてぜんぜん切れへん!こんなんじゃ終わる気せぇへん。」
なので、使ったこともないチェーンソーを手に取ります。
「うわっなにこれ!スパスパ切れる!すげー!」
小さなノコギリを使っていたことがバカらしくなるくらい切れます。同時に「これ、ケガしたらただじゃ済まへんな。気をつけよ」と恐怖も覚えます。
しばらくすると
「あれ?切れんくなった?なんで?」
それもそのはず、チェーンソーは適度に”目立て”といってヤスリで刃を研がないと切れ味が落ちます。
「あかん、ぜんぜん切れへん。チェーンソーの刃って一回で使い捨てなんかなぁ」
そんなことはありません。決して安くはないので、使い捨てにはせずにちゃんと目立てをすれば何回も使用できます。目立てを覚えましょう。
無知とは恐ろしいですね。しかし、近所でお世話になっている建材屋さんにチェーンソーの使い方や目立ての方法教えてもらったり、実際によそでツリーイングプログラムの実地研修をしたりと、ひとつずつ前に進み・・・。
約2年が経ちました。
森林整備と同時進行でツリーイングの資格も取得していきました。
スタッフが全員、資格所持者なのでツリーイングに死角なし。
「やっとそれなりにひらけてきた。これでツリーイングができる!」
「でも、切ったあとの大量の木ってどうやって外に出せばえぇんやろ・・・。」
・・・。
そんなこんなで今年ついに、ツリーイングを一般の方向けに始動しました。
「最初やし、どれだけ参加してもらえるか分からへんなぁ」
最初はアマゴつかみと同日開催にして、プチ体験で気軽に参加してもらえるようにしてみました。
結果:たくさんの方が体験してくれた
「じゃあ今度こそ、念願の本格的なツリーイング体験をイベントにしよか!」
結果:定員いっぱいあつまった、うれしさとおどろき
約40名の参加者と楽しくツリーイング体験ができました。
子どもだけで活動することも大切だと思いますが、その隣に親がいて、
一緒にツリーイングをやって体験を”共感”するということに教育的価値があるとあらためて思いました。
そんな様子を写真でご覧ください。
子どもと一緒のことをしながら“楽しい”を共有するのって、本当にいいですよね☆
追伸ー